vischeckはフリーのフォトショッププラグイン。
これを使用すると、色弱、色盲の人たちが絵をどのように見ているかを簡単にチェックできます。
デザインが出来上がったら、ぜひ、これでチェックを。
ただ、英語版なので、簡単に説明を・・・。
ここでOSにあわせたものをダウンロードすると
プラグインファイルがおとせますので、それをphotoshopの「プラグイン」フォルダにいれます。
それでphotoshopを立ち上げなおすと、メニューバーのフィルタのところに「Vischeck」が追加されます。
(以下、マック版CS3の場合で説明しています)
画像ファイルが何も開いていない場合や、開いた画像ファイルに複数のレイヤーが存在する場合、
メニューはグレーダウンして実行できません。
チェックしたい画像ファイルに、レイヤーがある場合は複製を保存などでレイヤーを統合した画像ファイルを用意してください。
Vischeckを選択すると、下記のようなウインドウが開きます。
これで、シミュレートしたいタイプを選択すれば、自動で変換してくれます。
ただし、このソフトでのシミュレート結果は完全に該当の錐体が欠損している場合に限られ、
なおかつ、桿体の影響や、脳内での補足処理等を考慮していません。
軽度の色弱の場合は見え方の変化はこれほど大きくはなりません。
また同じタイプの色盲であっても、色の見え方は個人差がかなりありますので、
変換された画像が全ての色盲、色弱のひとの見え方だという理解は間違いです。
ちなみに一度変換した画像を違うタイプでもシミュレートしたい場合、そのまま再度vischeckをかけると、
一度変換済みの画像に対して上書きで変換することになり、正確な結果が得られません。
必ず一度、元の画像にもどして(ファイルを開き直す、あるいはフィルターの取消しをする)から
再度vischeckをかけるようにしましょう。