シャッターアイランドをみたよ

いい天気です。暑い。しかし明日からは雨だそうだ。

GW明けのいい感じにだるぅい日々再来。


んで、去年の今頃何してたのかと思ってBlogさかのぼってみたら、

タイフェスきゃっきゃ、ラオスフェスきゃっきゃとかしてた。

平和だったな。あの頃は!


気候もよくなってあちこちお出かけ欲もわいてきますが、

GWなにしてたかっつーと、諸々の都合により引き蘢って

「涼宮ハルヒシリーズ」一気見とかしてた。長門さん萌え。とか。今更か!

でもあれだね、話題になるもんはそれなりに面白いの法則。

ハルヒについて熱く語ってもいいのだが、それもちょっとアレでアレなので、

GWに見た映画のレビューでもする。おとなしく。

シャッターアイランド

ポスターが怖い。そしてネタバレっぽいので畳むよ!



いかにもな孤島に船でおげおげしつつ向かうディカプリオ君の映像を見る

→「あんたたちさっさと降りてくれよ、ハリケーンがきてるんでね。」とかいう

フラグ立ちまくりの船頭さんの言葉を聞く流れで、あれ、これって、コナン?とか思う。

ていうか絵が、金田一耕助チック。平たくいうと犬神家と同じトーン。灯台とかさ。

あれ、これ、アメリカだよね?みたいな、

ん?なんか思ってるよりB級なのかしら?とか思っちゃったりする。

スコセッシ先生だよね…みたいな。綺麗ですけどね。映像。

(しかし調べてみたらタクシードライバーくらいしかちゃんと見てなかった)


ディカプリオ君の映画ってわりとそうだよね。

重厚げなプロモーションで見てみると案外取っつき易い絵作り多い。

むだに箔つけなければ、それなりに面白い映画多いのになあ。

とはいえ、病院に入ったりして人がでてくると人間のムードってすごいなあって思う程度に

全体に厚さ?みたいなのは出てきておもしろかったけど

話としては、すごく正統派だった。狂ってんのは誰だ的な意味で。

こういう話って、難しいよねえ。上手くだますのが。オチがわかり易いだけに。

相棒のチャックの役の人とか、ベン・キングスレーおじさまなどの演技で締まってる感じ。


最後の台詞がいろんな解釈を生みそうですが、

そこをあえてのガン無視をした私的なまとめをしちゃうぜ。

正気と狂気の境目なんて至極曖昧なものよね。もともとね。

それなのに、あれ、自分おかしいかな?狂ってるかな?って自覚をするのって

すごく恐怖なんだと思うんだ。

世界というのは自分の頭が構築したものなので、自分の頭を疑うと世界が成立しなくなるからね。

それって、自分の足下が崩れる恐怖。自己のよりどころがなくなる恐怖。

だから「狂った人がいる。」より、「自分が狂っている。」のほうが

結果怖いんだよねー。という映画。

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