5月 28 2010

写真の補正
(レベル補正とトーンカーブ)

What’s Design更新しました。

プレスリリースだと写真のレタッチ関係にどえらい魔法が実装されているという噂の

Adobe Photoshop CS5がリリースされるこのタイミングで

あえて地味〜〜〜な写真の補正に関するトピックとか・・・。


まあでもこの、レベル補正/トーンカーブに加えて、色調関係の補正と、

あとなんだ、アンシャープマスク?だけで大概の写真はどうにかなるという。

写真の一番の要素は光の具合だから、レタッチはもちろん大事だけど、

その前の基礎工事としても、補正は常に必要となってくるので、いいかなと。


素人さんでPhotoshop持ってる人ってあんまいなさそうですけど、

この辺のテクニックは素人さんにもオススメ。カンタンだし。

補正の具合は、用途にもよるんですけど、まあ、

やってくうちにいい具合ってのが分かるようになるよ!(適当な・・)


5月 24 2010

サマーウォーズのリアル

最近なんだか知らないけどアクティブな休日をすごしております。

タイフェスとか行って人の多さにキレそうになったりしていました。←え?

今週はラオスフェスとか行っちゃったよ!

どんだけフェス好きなのかと。


さて、そんな中ですね、ずっと見たいと思ってたこれ。やっと借りれた。
サマーウォーズ

メディア芸術祭と言うイベントがありまして、

そこで今年(去年か?)アニメーション部門で賞を取ったのがこれと、

マグニチュード8.0。

マグニチュードの方はテレビで見てたけど、こちらは映画で、

評価がとにかく高かったので見ないといかんなと思ってた訳ですが。


いや、おもしろい。この空気すごく、好きかも。

あ、ちなみにわたくしは声優オタでもアニメオタでもないので、

そのへんの知識はほぼないし興味もないので、一介の映画好きの単なる感想ですよ。

監督のこともよく知らないし。ちょっと調べたらジブリ出身てのは分かったけど。


日本の田舎の夏の風景。うざったっくて、でも暖かい家族の風景。

それとサイバー空間でおこる出来事。異なる二つの世界がかかわり合い、もつれあう。

どちらの世界も非常にリアルで、そのリアルはあくまでも

アニメーション的リアルなんだけど、それが心を打つ。

絵がうまいとは思わないんだけど(失礼なw)、いいねえ。

こういう家族の世界が結構若い人(なのかわからんが)にも

「いいねえ」って思われるのならそれはやはり喜ばしいことだとは思う。

現実世界だとそれはそれで面倒は沢山あるけれどね。


親戚が多くて最初ワケが分からないし、名前や関係は最後までよく分からなくても

見ているうちにちゃんと、この人はこういう人っていうのが分かる。

親戚ご一行様のだれも、かすんでない。すごい。

こういうときの女性陣の慌ただしさとか、

家の女と外から来た嫁との微妙な違いとか、男性陣のフリーダムさとか、

最初サイバー空間でアレコレやってるのに女性陣がそろって無関心なところとか、

そういうのがすごくリアルww

あとこの映画で初めて、二次元の婆さんに萌えたw

それと子供と犬が可愛い。

子供が行きはDSに夢中でずーっと離さないとことかもリアルw

サイバー空間の出来事も、決してありえないことじゃない。

セカンドライフをやってたり、ネトゲをやっている人はよくわかるリアルだと思う。

いろんな意味で非常に丁寧に気を使って

現実をアニメに変換している映画だと思いました。

これはDVDを買ってもいいなあー。


あと、今我が家はスカパーをハイビジョンに切り替え中で(W杯に備えて!)

無料視聴期間なのでアホみたいにFOXとAXNと映画みてるんだが、

そこでこないだ何回目かの「ファーゴ」見た。

いやーなんかこれも変な映画だよね。

おもにスティーブ・ブシェーミの顔と、女性刑事の妊婦っぷりがw

だけどこれも、なんだかしみじみと哀れで、おかしくて好きだわあ。

わたしは人間がしみじみ哀れでおかしいのが、よっぽど好きなんだな。

空気の問題として。



5月 17 2010

村上春樹の気味の悪さ 1Q84 Book3

いいお天気が続きますね。

土日のタイフェス@代々木公園は気が狂う程の人の多さでした。


で、本日はこちらの話題。
1Q84-3

・・・今思ったけど、このタイトル、まさかここ炎上したりしないだろうね?(心配性w)

以下、ネガティブ風味注意。村上ファンの方はお怒りになりませんよう。


えーとね、わたしがいつもこの方の作品を読んで思うのは、「気味が悪い」なんだよ。

それはあえていうならおそらく悪い意味だけでもないんだけど。

すごいなんだろう、「違和」とか「異形」を覚えるっていうのか。

ほかにあまり、これほどの気味の悪さを覚える作家は思い当たらない。


いや、いろいろ優れているとは思うしね。

文章とか美しいし、読みやすいし、物語も悪くはないんだよ。

本が売れない昨今、なんでこれがそんなに売れるのかはよくわからないけど、

まあ、面白く(・・面白く?)読めるよ。お話は綺麗に収束するしね。

シチュエーションや、展開に文句がある訳ではないんだよ。

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