9月 28 2010

天使と悪魔を見たよ

ハタと気がつくと、本サイトの方の更新を5月末からやってねえという

ていたらくですが、だって、だって、忙しかったんだよっ。

ちょっと落ち着いてきたんで、また、ヒマな時に更新します。

うん、やる気はあるんだ。やる気はあるんだけど、あれ、めんどくさいんだよっ!


てなわけで、今日の映画はこちら。

天使と悪魔

カトリック世界を扱ったサスペンスものと言えば「薔薇の名前」を超える映画は

ないんじゃないかとおもうけど(カトリック的おどろおどろしさと重々しさ含め)

これもなかなか宗教的世界の可視化が嫌いじゃない人にはいいね!

私は宗教には懐疑的だけど別に否定はしないし、

文化的/システム的にはすごい面白いと思ってるので(新旧宗派問わず)

もう、細かい建物の飾りとか、服の飾りとかしげしげ見ちゃうよ!


あと、イタリア(ローマ)の見所がわんさかでてくるので、

「ローマの休日」とは全く違った意味で名所案内的にオススメw

ローマとヴァチカンはホントに宗教絵画と彫刻の宝庫なので、

何度「今回はちゃんと見る!」と思ってでかけていっても

2日目あたりから目が飽きておざなりになると言うね…。

この映画にもモチロン色々有名な彫刻家のお名前とその作品が出てきます。

ここにまさにドンピシャのコンテンツありますけど。


原作は「ダヴィンチ・コード」の方なので、今回も「ホンマかいな」というような

記号論的&陰謀論的解釈がばんばんでてきて、「天使が指差してるからこっち!」的な

ええ〜〜マジでぇ〜〜というような根拠で話がもりもり進んでくんだけど、

イタリアの重厚な街並と、トム・ハンクス先生と、脇役の無駄な重々しさ?で

なんか納得しちゃう映画。カメラワークもいいです。おもろかったですよ。


なんでユアン・マクレガーがこの役にキャスティングされてんのかしら?

美しき若きカメルレンゴ的な?それにしても周りの曲者(顔的にも)の役者から

浮いておる事よ…まさか小姓的な男色的な何かですか?!(歪んだ考えw)と

思ってたらそういうことか…的結末。

まあ、「全教皇は毒殺された可能性が…」とか言い出したあたりから

オチはよめたけど、楽しめました。


あと、殺し屋のキミwその車はヤバいってのは私も思ったぞw

車爆弾は香港のマフィアもイタリアのマフィアも愛用する暗殺の方法だろうにw



9月 16 2010

あらしのよるにを見たよ

いきなり涼しくなって何を着たらいいのやら困惑した結果、

2日連続で明らかに、間違えたチョイスをしています。こんにちは。

そろそろこの連鎖を食い止めないと、風邪引くぜ…!



通常版パッケージよりかわいらしいのでこちらのパッケージをチョイス。


いやね、かわいいよ、メイ。尻とかぷりぷりなんだぜ…!

山羊ってぶっちゃけそんなにぷりぷりじゃないけどね、羊じゃあるまいし。

とか思いつつも、メイかわいいよ、はぁはぁしてるだけで15分くらいたったという。


成宮寛貴氏と中村獅童氏がね、声やってるんですよ。メイとガブのね。

なんかね、お前らラブラブ過ぎじゃないのかと。

絵をみてりゃ別におかしくないのかもしれないですけどね、あまりのラブラブっぷりに、

もう成宮君と獅童君のラブシーンを見てるようないたたまれない気持ちに、ならない事も、ないw

あとあれだ、女の子の山羊、棒読みにもほどがあるだろと思ったら

小林麻耶だったとかいうオチがw


2匹で逃避行の末、「僕たちはいつか消えていなくなるけれど、

だからって2人が過ごした日々が消えてなくなる訳じゃない」

とかけっこうじーんとくる事を言い出した結果、まあハッピーエンドな訳ですが、

これは、全く違ったエンディングも考えられるよね。

けっこうよく考えると深いテーマを内包した話だと思うので、

このエンディングが悪いとかではなく、もっと違う展開も思わず考えちゃう感じでした。


9月 6 2010

トイストーリー3みてきました

もう9月だというのに、今年の暑さは確かに異常。

そんな中そろそろロードショーも終わりそうなので焦って見に行きました。

バルト9めがDolby3D方式やめよったから、わざわざ池袋までな!(わりと粘着質ですw)

「トイストーリー3」です。お気に入りはブルズ・アイ。

あとブタの貯金箱くん。名前は知らん。

今回腹黒ボスキャラがアンディによって設定されていた事が発覚。ラブい。

ち、ちがうよ!親近感とかじゃないよ!ホントよ!


トイストーリー3


今回は泣けるという前評判。

フムフムと思いつつ映画館にいくと、さすがはピクサー、

お子さまの姿も大変多かったです。上映中もお子さま方超静かでしたw

ピクサーの安定感もたいしたものですなあ。おもしろかった。


泣けると言われたけれど、泣けるというかね、さわやかに切ない感じだった。

犬猫とか、あるいは異星人とか、不老不死のものとかなんでもいいんだけど、

生きていくはやさや世界が違うもの同士の交流

(とはいえトイストーリーに直接言葉を交わすような交流はない。そこがよいんだけど)

の切なさっていうのは普遍の切なさのテーマだなあと思ったりしてました。

どっちが悪いとかじゃなく、違うのだから、いつかは離れていかなきゃいけない。

お互いにその事はわかっていて、でも美しい思い出に心は痛む。

そういうのは切ないよねえー。

だけど今回ウッディたちはちゃんと次の新しい自分たちの場所を見つけたので、

別れもさわやかでありましたよ。泣けるっていうより。さすがディズニー的なw


あと、ポテトヘッド夫妻の驚愕の高性能が新たに!

きみら、ボディは何でもいいんかいという驚き。お前の中枢はどこだ的な。

そこが私的には一番の笑いポイントでした。


私も子供の頃、どこに行くにもはなさなかった犬のぬいぐるみを持ってた。

よだれと手あかと謎の色々で汚れてて、母はときどき彼を洗いたそうにしてたけど

私は断固として離さなかったし、私の匂いがついた彼を洗う事を許さなかった。

それでも目が取れたり、手がちぎれたりするたびに泣きながら母に訴えて

何度も直してもらって(ついでに洗われたりしてむくれたりしたっけ)

眠る時はもちろん、遠出する時も彼を抱えてた。

床屋さんにいく時も彼を離さなくて、

床屋のおばさんが「じゃ、お友達も綺麗にしようね」といって

彼を隣の散髪台に座らせて櫛でもじゃもじゃにからまった彼の毛を梳いてくれた

(あるいはそのふりをしてくれた)のも覚えてる。

保育園にも行く前のあのころ確かに彼は私の一番の友達だったな。

・・てーかその後どうしたんだっけ(汗)

とか個人的な思い出も呼び起こされたりして、なかなかノスタルジックな気分になりました。