映画耽溺(3)

おそらくそろそろ仕事がまた詰まってくるし、終わりの見えてきた映画月間総まとめ。

映画見過ぎで、なんか仕事してるときより目が疲れてんだけど…。まあいい。

ジェームズ・マカヴォイ充しようかなっと思ったら

むしろニコラス・ホルト充でもあったっていうラインナップです。

面白かった順ー。



●ウォームボディーズ



ロマンティック・ゾンビ・ラブコメです。

なんだそれ、てか、ロマンティックとラブコメの間にゾンビ必要?

って思いますけど、そこ超必要です!(強調)ゾンビ部分超大事。

かわいい!ニコラス・ゾンビ・ホルトかわいい!

死んでるくせに!いや死んでるからこそ!

人間襲って脳みそ食ってうっとりするくせに、

犬の人形とかスノードームとかいちいちこそこそ持ち帰ってんの。

んで、あげくジュリーに一目惚れしてんの。攫ってんの。

背を向けて服脱ぐジュリーの背中とかチラ見して「やべえぇ」とか思ってんの。

上手く喋れないから最初超カタコトなの。何それかわいい。

ま、プロットはロミジュリだし(ちゃんとバルコニーシーンもあるよ!)

え、その後ゾンビさんの食事(食欲)に関してはどうなってんの?

てかどこからどこまでがゾンビなの?とか色々あるけど、

なんかもう全部勢いで許せる。そういう映画。ラストもかわいいよ。

女子にオススメだよ!ゾンビだけど!






●つぐない



ゾンビやらミュータントやら吸血鬼やらの今回のラインナップの中では

異彩を放ちまくる人生ドラマ。てか戦争ドラマか?

意外と戦争部分が丹念に描かれていましたが、

基本的には憧憬と羨望と嫌悪と嫉妬が入り交じった少女の過ちと償いに関する映画。

ウォームボディーズと迷ったけど、こっちが一番でも良かった。

評判どおりの絵の美しさと役者の美しさ。いい映画。暗いけど。

キーラ・ナイトレイとナタリー・ポートマンをいつも間違える。

しゃくれている方がキーラ。でもこの映画のキーラ、綺麗。


ストーリーも実はこれそんな単純な話じゃない気がする。

そりゃ、あんまりな話だけど、嘘じゃなかったんだと思うんだよねえ。

偽証じゃなかったっていうかさ、人間の記憶っていうのは嘘をつくものだから

プライオニー(主人公)は悪意で意識的に嘘をついたのではないんだろうなと思うのだ。

本当にそう、見えたんじゃないかと思うんだよね。その時は。積み重ねで。

まあ嘘なんだけどさ…。でも、それをいうならそもそもローラの“暴行事件”

なんてもしやなかったんじゃないか(和姦つーかプレイ的な意味で)という気もするし、

(そういうニュアンスを感じさせるシーンもある)

なんだかうっかり結果的にすごい悲劇になってしまった話に見える。

そういう意味では無論、ベネさん演じるポールも、ローラも、

もしかしたらお兄さんやお母さんも口をつぐんで、

“ロビーが犯人”てことにしたという点で同罪だよね。


とか色々ぐるぐる考える一方で、この映画、

ニュアンスを描くのが超絶上手いなと思った。(だから色々考えるのかも)

ニュアンスだけはいつもたっぷり漂っているけど事実があまりはっきりしない。

うーん、だからおもしろいんだろうな。わざとだな、これ。

ロビーとセシリアの噴水のシーンやらなにやらはもちろん、

ポール(ロリコン変態ベネおいちい。)とローラの最初の会話のシーンとか、

何なのあのいちいち濃密なお互いに発情する感じは。触れ合ってもいないのに。

たしかに、ああいう発情…ていうか恋みたいなものって、

説明つかない雰囲気の中で唐突に脈絡なく、科学反応みたいにおこるものだけど

それを表現として共感できるように描くのって難しいよなあと思うの。

監督と演出と役者すごいと感じる瞬間。

あと、プライオニーの子供時代の透明感秀逸。シアーシャ・ローナン。





●ビザンチウム



ニコラス・ホルトくんに限らず、映画を集中してみる時期って

まあ、だいたい公開時期が近いものを見るっていうのもあって、

意識せずともブレイクしだした同じ役者を何度も見る

ということがありますが、こちらも、主演はつぐないのシアーシャ・ローナンちゃんだし

なんか見たことあるなと思ったらオン・ザ・ロードのサム・ライリーいるし

気づかなかったけどフランク(具合悪い)はX-MEN ファーストジェネレーションの

バンシーやってた子でした。この子の具合悪そうな感じ最高。ケイレブくん。


思ったよりも血と首が景気よく飛ぶ、正しい吸血鬼映画でした。

冷静に考えると相当景気よく罪のない人も死んでおりますし。

なんかあれかね?吸血鬼は200歳とちょっとっていうのはなんか符丁があるのかね?

ぼくのエリを思い出しますが。そういえばエリもそうだったけど、

エレノア(シアーシャ)も育ってちょっと中性的になりましたね。綺麗だけど。

かといってクララのほうはすごい女まるだし(おもにおっぱい)なので

吸血鬼=中性的という話ではなさそうですけど。


クララすごかった。おっぱいにばっかり目がいくけど大変よかったです。熟女パワー。

あとやっぱりフランク(ケイレブ)くんがよかったよ。

なんか顔立ちも綺麗なのか不細工なのかよくわかんないし、

常に具合は悪そうだし、なんか情緒もイマイチ安定してないし、最高である。

シアーシャよりなんぼか吸血鬼っぽい。

とおもったらまあ、ラストね…。うん。そうなるよね。






●X-MEN ファーストジェネレーション



マカヴォーイ&ファスベンダァー&ニコラス・ホルト。

噂には聞いていたけどマカヴォイさんとファスベンダーさんが

いちゃいちゃいちゃいちゃしてます。お前らいい加減にしろ。

あんだけいちゃこいといてあっさり最後に「僕は違う」って言って

ファスベンダーさんを捨てるマカヴォイさん。ひwどwいw。


そういやブログに書いていないけどファスベンダーさんは『SHAME』の

SEX依存症の役のイメージが私的に強すぎてですね。なんか正視できないぜっていう。

いや、話がそれるけど『SHAME』のファスベンダーさんすごいよ。

がんがんSEXしてるのにぜーんぜん楽しそうじゃないし、

しまいにゃ修行みたいな苦行みたいな表情になってるもんね。

エロいんだけどエロくなくてなぜか服着てるときの方が

概ねエロいっていう状態になってる変な映画でした。


話それた。X-MENシリーズはミュータントの話に見せかけて

マイノリティの苦悩の話だと思うんですが、

今回はそこらへんの特にぱっと見てわかる種類のマイノリティ

『ミュータント=他と違う』(ミスティークとかビーストとかね)ことを

どうやって受け入れるかって言う話がずっと裏テーマみたいにあってわかりやすいです。

で、その理屈で行くと、マグニートーもあながち間違いじゃないのよねえっていう…ね。






●ショーン・オブ・ザ・デッド



肉弾戦系ゾンビ。

イギリスのゾンビはバットやゴルフパターや傘で応戦できるっぽい。

ワールド・ウォー・Zと比べるとほのぼのしてるよなあ。遅いし。

だんだんゾンビを殴るのがうまくなっていくサイモン・ペグ。

スタートレックのときも思ったけど、この人の泣き顔(涙目)は本当にいいわ。

胸を打たれる泣き顔。今回は彼女にふられてやけ酒のところで披露。

よく映画にこういうダメなデブってでてくるけど、本当にいるのか?って思う

典型的にダメなデブ、ニック・フロスト。

楽しそうで何よりですっていう映画。コメディ…だと思う、パロディだしね。

あと一瞬、マーティン・フリーマンでてきます。

サイモンとマーティンはカテゴリおなじだよなあ

(マーティンの方がちょっと不穏でサイモンの方がちょっと軽妙)って思ってたんですけど

あってた。だいたいその認識あってた。っていう場面があります。

ビル・ナイおじさまはいつみてもかわゆすなあ。

この方、仕事をニコラス・ケイジ並に選ばないのでは?という気になってきた。

ゾンビになっても素敵ですよ☆






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4件のコメント ー “映画耽溺(3)”

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