中島哲也day
うふふー。「乙嫁語り」の3巻買ったよ。パリヤたんは俺の嫁。
しかし3巻は予想通りスミスさんのお話だった。
3巻は市場でのお食事シーンが一番のみどころです(え)。
なんかふらふらしてたら素敵なブログ記事発見してもうた。じゅる。
私はアミル&カルルク夫妻と、パリヤたんが好きだから
ちとさみしい…と思ってたけど、ちゃんと出てきたりしてて、
んで、んで、俺のパ、パ、パリヤたんに婿の、婿の候補が!!!
あふー。4巻もこれは買わないわけにはいかない!
…と、一人で興奮してる。伝わるだろうか、この萌心。いやきっと伝わるまい。(反語)
えー…長いですがここまでは、前置きですよ。
中島哲也監督特集ね、WO●OW(何故伏せ字)でやってたのですよ。
んなわけで、下妻物語」と「嫌われ松子の一生」と「「告白」をまとめ見。
「松子」だけは見たことあって、ん〜宮藤官九郎はほんとダメな作家似合うね。
ていうかあれだね、「魍魎の箱」でもダメな作家役だったよね。とか今回も思ったわけだけど、
さすがに中島さんは絵が基本プロモ絵なので3作まとめてみるとさすがに食傷する。飽きる。
まとめ見には向かないと思いつつ、それで結局3作の中だとやっぱりこれ、傑作。
たぶんあちこちでいわれてるだろうけど、これはもう、キャスティングの勝利。
中島監督は「ものすごく優秀なアレンジャー」って、WO●OWの「シネマNAVI」で
イケメン君(斉藤工くんというらしい←調べたw)が言っていましたが、
これは中島監督に対する、すごく正しい表現だと思う。深く納得。
「アレンジャー」として確固としたスタイルがあって、優秀。(なんか上から目線でスミマセン)
それを支える大きな要素は、独特の映像&編集なんだろうけど、
忘れてならない要素の一つにキャスティングの妙があって、
それは「松子」でも「告白」でも受け継がれてるけど、
ほんとに「下妻物語」の深田恭子ちゃんと土屋アンナちゃんはぴったりすぎて、笑えるレベル。
小池栄子ちゃんや矢沢心ちゃんや、あと阿部サダヲも雨上がりの宮迫も、ぴったり。
しかし、日本人のDNAにはヤンキー的なセンスって色濃く流れてるよねえ。
あれはもう、形こそ時代で変われど、ソウルとしては不滅だと思う。
だってね、ヤンキーテイストのものってヒットするじゃない。
浜崎あゆみ嬢もEXILEもヤンキーテイストを感じるし、水商売や鳶や土方のセンスもそう。
(ちなみに私もそういうセンス、嫌いじゃないですよ。
なんかもう田舎者としてはDNAレベルで共感しちゃう何かがある気がして。)
ヤンキーテイストとオタクテイストは日本の2大メジャーテイストだよなー。
話がそれた。ま、とにかく「下妻物語」だけ、原作未読って言うのも大きいとは思うのだけど、
(他2作はどちらも完成度の高い原作自体を既読だから、よけい「アレンジ」臭に敏感なのかも。
いや、どちらもアリではあるんですよ。表現として。)
なんだろうね、無理がないかんじで、するっと衝撃でした。面白かった。
「ちょー真面目なバロックのあとに花開いた、チョー軽薄な芸術スタイル、ロココ」
↑ある意味ものすごい言い得てて、思わずワロタ深キョンの台詞。
甘ったるく、お淫らで、安易。そこまで踏んでのロリータならあっぱれだよね。うん。
あー書いてて気づいたよ。ヤンキーソウルもある意味甘ったるくて、お淫らで、安易だよね。
刺繍つながりもあるしwそう考えるとロリータとヤンキーの組み合わせは無理がないよね。
そして、なんのスタイルであれ、突き詰めて一人で立つっていうのは大変ていうことだ。
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