映画耽溺(9)
あけましておめでとうございまーす!(相変わらずのマイペース)
年末までにがんばって観たいものを観たので、今ちょっと小休止。
正月何してたかって言うと必死でSHERLOCK観て
興奮のあまり3日ほど挙動不審になっていたよ!(違法)
とはいえまた1月末から2月末は観たい映画ラッシュです。
Need more time!
そういえばやっとこ新刊が出たよ。乙嫁語り。
今巻も最高です。アゼルお兄様…!
さて、今月の面白かった順。今回も良作ぞろいだよ!幸せ。
●ムーンライズ・キングダム
天才と噂のウェス・アンダーソン監督。
初見→やべえぇぇ超好みだった!のコンボ。
完全に計算し尽くされている画面構成と色構成×甘酸っぱいストーリーの
最強の組み合せでした。ごちそうさま。
ハリポタ的な眼鏡のちょっと変わった男の子と、
目の上真っ青の妙に色っぽい女の子との風変わりな純愛のお話。
脇を固めるキャストがやけに豪華です。
こういうの見ると「あ、ブルース・ウィリスって
アクション専門じゃなかったね。」って思い出す。
ビル・マーレイも「あ、ただのおもろいおっさんじゃなかったね。」って思い出す。
この監督はしばらく要チェックφ(・ω・ )
●スノーピアサー
試写にて鑑賞。相変わらずのノー予備知識、期待無しで行ったらおもしろかった。
グエムル(観てない)の監督のハリウッド進出作?なのかな。
韓国は時々面白い映画をつくるから侮れない。
公開前なのでネタバレは避けますが、近未来スチームパンク好きな人や
結構えげつない暴力好きな人にはおススメですよ。
1つの映画で色々な世界が描かれるという点でお得でもあるかも。
あとティルダ・スウィントンが最高。
オンリーラヴァーズとまったく逆の方向に、
ムーンライズ・キングダムをもっと煮詰めた方向に最高。
●旅人は夢を奏でる
よくあるどうしようもないダメな親父と、振り回される悩める息子のロードムービー。
だがそういうの好きだ。映画のジャンルとしてロードムービーは私の中で王道なのだよ。
はずれも少ない気がするし…。
お久しぶりのミカ・カウリスマキ監督。
行ったから思うのかもしれないけれど、
出てくる人々の感じ(大きくて素朴さと過激さが同居してる)とか
景色とか、生活とか、音楽とか、スーパーフィンランド祭り。
フィンランド、もう一回行きたいな…。
●FIRE by ルブタン
これは厳密には映画ではないかな。ドキュメンタリー?
パリのクレイジーホースっていうキャバレーで有名な靴デザイナーのルブタンが
ショーをした演目とダンサーたちのインタビューみたいなものが組み合わさった構成。
でもがっつり演目見れるよ。
わたしは靴フェチ(特にハイヒール)だし、女体好きだから、
鼻息荒く見に行きましたが女性が多かったですね。
いや…もう同じ生き物と思えないダンサーの皆さんの美しさよ。
なにあれ、同じ足?同じ腰?同じおっぱい?的な…ね。
正月に観たので眼福感半端なかったです。
いつか本物見たいな、クレイジーホース。
そしていつか本物が欲しい、ルブタンのハイヒール。
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