ドラゴン・タトゥーの女をみたよ

風が強く吹いて、雨が降ってはやんで、段々あたたかい日の数が増えて春になりますね。

春になると人に会う気力がわいてきます。ちょっとアグレッシブになる。

冬の間は一人でちんまりと行動範囲狭い感じで生きていますw


で、そんな冬の終わりに見たこちら。

ドラゴン・タトゥーの女

もうあちらこちらでさんざん話題ですが、オープニングが鼻血ものにかっこええ。

あそこだけで1000円分の価値がある‥は言い過ぎかもだけど。

あそこの部分だけDVD欲しいw

音楽はLed Zeppelinの「Immigrant Song」のカバーですよ。

「移民の歌」はミレニアムシリーズのテーマとしては最適だと思うわー。


で、本編ですけど。

これまたいつもの私のパターンで、原作読む→映画見るなので、

「おーけっこう原作に忠実だな…しっかし詰め込んだねえ」とか思いながら

答えあわせ的に見てたけれど、どうだろう、

ストーリー的にはちょっと中だるみするかもしれないな、

隣のおばちゃん真ん中へん、ねてたし…w


そういえば見に行った日はね、レディースデーだったわけですよ。

8割女性。そんな中で、けっこうがっつりレイプシーンとか見守るわけですよね。女の集団が。

なんだろう、みんな静かーにみてるのに、立ちのぼる『この男死ね!』みたいな無言のオーラがねw

そして、リスベットががっつり仕返しをするのも、同様に見守るわけですが、

『いけ!もっとやれ!殺せ!』みたいな無言のオーラがねw…気のせいと思いますけど。

映画館の微妙な一体感を感じましたよ。


あとは、キャラクター語りになってしまうんだけど、リスベットは私のイメージではもっとガリガリ。

で、もっと貧乳(ここ重要)。あんな人並みの乳のあるタイプじゃないんだ!リスベットは!w

あと髪型のイメージもちょっと違うかなー。

でも悪くなかったよ。あれはあれでああいうリスベットはアリっていうかんじ。


あと、ダニエル・クレイグ、よかった。いろいろくたびれた感じがセクシーでよかった。

このひとジェームス・ボンドの人だよね?見てないけどわたしはボンドよりは、

寝間着にカウチンセーター着た、眼鏡(老眼鏡?)の

ちょっとくたびれたインテリの方が100倍好きなのでー!

まあ、原作だと、ミカエルはジェームス・ボンドばりに女に節操ないけどね…w


あとは、スウェーデンの寒々しい街や村の風景や、

でも室内はシャレオツで機能的なかんじなんかも楽しいですね。


そういや、ここで!?って言うタイミングで北欧の歌姫エンヤ先生のお歌が大音量です。

ワロタ。ていうか、フォンチャー先生もたいがい、すごい趣味でござる。

エンヤさんからクレームはなかったのか的なw


完全スウェーデン舞台なのに言葉は英語なので、

それがちょっと違和感…ていうのはあるかもしれない。

仕方ないけどね。これ、3部作で続きってやるのかな?

前AXNでやってたの、見逃しちゃったけど、

スウェーデンローカルでつくられた方の映画っていうのも見てみたいなー。

そもそも、あっち(↓)、評判いいしね。

ドラゴン・タトゥーの女 ミレニアム<完全版> [DVD]


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8件のコメント ー “ドラゴン・タトゥーの女をみたよ”

  • まあ の投稿:

    この間三部作読み終わったばかりで気になってたよ。
    映画は元のバージョンの方が面白いって話も聞いたけどハリウッド版も見てみたいわ。

    ミカエルはさ、ジャンユーグアングラードのイメージなんだけどな。
    どーよ?

    • nanamaru の投稿:

      元バージョン見てないけど
      まあフィンチャーらしい感じだったよw
      ジャン・ユーグ・アングラードね!
      アリだね!あのダメな感じが!
      だけどほら舞台が北欧だからさ、
      全体のバランスから見て(笑)
      ちょっと体格的に厳しいのかもとは思った。
      あとあの人すごく、フランス人ぽい感じの顔だしなw
      あーでも悪くないかもしれん、(想像した)うーん。

      • まあ の投稿:

        あのなよなよ感は厳しい寒さには耐えられないかのぉ。
        もう「女にだらしない」のこれだけでのイメージなんだけどさWWW

  • 我想一個人映画美的女人blog の投稿:

    ドラゴンタトゥーの女 / The Girl with the Dragon Tattoo デヴィッド・フィンチャー版


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    カッコイイ
    ツェッペリンの「移民の歌」のカバーに合わせたオープニングの疾走感
    質感の異なる黒くメタリックでクール、フィンチャー…

  • 映画のブログ の投稿:

    『ドラゴン・タトゥーの女』 スウェーデン版との違いはココだ!

     2009年制作の『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』との違いの数々に、ニヤリとする方もいるだろう。

     同じ原作に基づくので、デヴィッド・フィンチャー監督が2011年に放った『…

  • 我が頭に巣くう映画達 の投稿:

    ドラゴン・タトゥーの女

    52点

    2011年のアメリカ映画で、
    監督は「セブン」、「ソーシャル・ネットワーク 」のデヴィッド・フィンチャー、
    主演は「007 カジノ・ロワイヤル」のダニエル・クレイグです。

  • 「息も出来ない」と「ミレニアム3部作(ス版)」をみたよ | What's Design Blog の投稿:

    […] でもってもう一個はこれ。↓ こないだ、フィンチャーのこれみたので、じゃ本国(スウェーデン)版見るかと思って見た3部作。 […]

  • よしなしごと の投稿:

    映画:ドラゴン・タトゥーの女




     予告編がめっちゃおもしろそうで、とても楽しみにしていた映画の1つ、ドラゴン・タトゥーの女の記事です。

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