TIMEをみたよ
アンドリュー・ニコルさんです。
…誰?
ですよねー。知らないですよねー。私も知らんですもん。
とはいえ、「ガタカ」は知ってる。
ずいぶん昔に全然期待せずに、借りたかなんかで見たら、
えらくスタイリッシュで面白かったのは覚えてる。
アンドリューさんはその「ガタカ」の監督さんです。
で、いまWikiったら「トゥルーマン・ショー」の脚本とかかいてるんだ。へー。
その彼の最新作だときいて俄然見る気になったのがこれ。
一言で言うと、ぶれないこと山のごとし。
階級が存在する社会と、下階級からの移動と侵略(?)っていうストーリーのぶれなさと、
遺伝子に関与する設定のぶれなさと、
洋服やら、車やら、建物やら、小道具やらへの近未来感的美意識のぶれなさ。
あと、多分女優の好みとかもぶれてない気がするよ。
なに、この人、ブレテナーイ!好きなんだね、こういうのが…うん、よく…わかるよ。
ガタカもう一回見たくなったわ。
なにしろ昔の記憶なので当てにならないと言えばならないけど、
記憶の中ではガタカのほうが面白い。。と思うけど、
ああいうスタイリッシュさが好きな人にはオススメかなあ。
映画は見るタイミングっていうのがあるものね。
ガタカを見た時は、ああいう世界ちょっと新鮮ではあったけど、いまはそうでもないとか。
そもそも、ジュード・ロウ>ジャスティン・ティンバーレイクっていう好みの問題があるんだけどw
設定は面白いし、画面はスタイリッシュ(何回言うんだ、スタイリッシュw)だけど、
えー、最終的に話はボニーとクライドみたいになっているしだね、
悪者が結構、え、そんなふうに?って言う風に死ぬし(おもろいけど)、
シルビアたんの目周りは寝起きでも、水に入ったあとでも、おどろきの黒さだし、
タイムキーパーのおっさん、25には見えないけど?(しかし見てると味がでてくる)
てかタイムキーパーのイメージがエンデの「モモ」にでてくる時間泥棒まんまだけど?とか
いろいろと突っ込みだすとキリはないのですけど。
もう、こういうのが好きなんだね!っていうのがびんびん伝わるので許す。ていう映画でした。
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