2月 7 2012

ソーシャルネットワークをみたよ

『嫌いな色はピンク』(by wikipedia先生)のデヴィッド・フィンチャーさんのこれ。

フィンチャーさんは私が久々にハマってたアレ、「ミレニアム」シリーズをやるんですよね。次。

2/10から。フィンチャー×ミレニアムとか、もう絵が想像できるっていうw。


ミレニアムシリーズの3巻まで読んだけど、リスベットの妹?は結局謎のままなんだね。

一応キリはいいところまで進んだから我慢するしかないんだけど、

ラーソンさん存命だったら次この辺を書いてくれただろうに、残念。

妹がどんな子なのかが気になって仕方がありません。

創造した人が消えた物語は、どこの世界に漂うんだろうなあ…。


は!話がそれている!今日はこれですね。これ。

social network

んー、一言でいうとー、「進行形のものって、評価がしづらいよね☆」って感じでした…。

まして人間だし。だってほら、この映画登場する人する人、皆生きてるしね。

そしてばりばりに現役だしね。


私はキャラクターとしての「嫌なやつ」「糞野郎」っていうのに寛容なところがあるから、

(ていうか天才は性格が破綻していてもやむなし!むしろしている方が好み!派)

この映画のマーク・ザッカーバーグも、特に奇妙に思えない。

結局のところ、彼が失ったものと得たものを天秤にかけることもおかしな話だし、(身も蓋もないw)

彼の素晴らしいところと酷いところを天秤にかけて選ぶことも出来ない。

なんていうんだろう、「そうあるしかなかった」「選べなかった」みたいなことって

世の中には沢山あることだと思うからなあ…。

こういうことがありました。それをある側面から見たらこうです。

っていうのを「ふーん…」て各自が思って見る映画っていうか‥。評価はそこにないっていうか。

や、評価がないっていう姿勢が悪いっていうわけでもないんだよなー。別に。

評価すりゃいいってもんじゃないし‥でもなんだろう立ち位置がよくわからないんだよね。

面白いような、面白くないような‥なんか歯切れの悪い余韻の映画でした。

青春映画だと思ってみたら、そここそが評価されたのかもしれないけれど。。


フィンチャーさん、なんでこれをやろうと思ったんだろう。

脚本がよいっていうのは評価として良く聞くし、それはその通りだとは思いましたが。

冒頭の彼女との喧嘩〜女の子格付けサイトをたちあげるまでが一番面白かったですw

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1月 19 2012

下書き的な

もう2ヶ月更新してないとかさぼり過ぎにもほどがあるze。

こんどちゃんと書き直すとして、ちょっと備忘録的にここ2ヶ月の見たもの。


●「深呼吸する惑星」第三舞台

なんか懐かしかった。あいかわらずの鴻上テイスト。

客席がサブカルこじらせたようなおじさまおばさま(自分もな!)ばかりだったのもまた。

生高橋一生マジ素敵。生筧利夫いろんな意味ですげえ。

これは後日ちゃんと感想書く。


●「ブロークバックマウンテン」

翌日しんなり。アン・リー監督の絵と舞台がいい感じでマッチ。

浅いきれいな色の印象。

さりげにヒース・レジャーをちゃんと見たの初めてだな。

「ダークナイト」見ないと…。


●「ミレニアムシリーズ読了」

3部作を通してみるといろいろな小説を一気に味わえる感じでした。

ミステリー>復讐小説>刑事小説>法廷劇>群像活劇

リスベットかわいいよ。はぁはぁ。



11月 14 2011

キックアスをみたよ

ごきげんよう。土日はがっつり「ミレニアム2」読んでました。

次…次早く…。ミレニアムは作者のスティーグ・ラーソンさんが急逝されてるので、

3以降はないわけですが、こ、これ、ちゃんと一段落して終わるよね??

とか不安で仕方がないです。ひどい言い方になりますけど、マジで、

ストーリーテラーの方々は亡くなるなら話は完結させて亡くなっていただきたい!

十二国記とかベルセルクとか、心配でござるよ。


だがしかしそれはおいといて、今日はこちら。

キックアス

局地的になんか人気だったようで、

ちらほらと、「見ないと損だよ。」的なレビューがでてたのは知ってた。

けどあんまり大ヒットってわけでもないよね?(知らないけど)

だよね?だってB級だもんね?(←褒めてる)

Kick AssにBig DaddyにHit GirlにRed Mistて…。言語センスェ…。(←褒めてる)


こないだ、さー寝るか。と思って、テレビ消そうと思って、

なのにうっかりチャンネルカチャカチャしちゃって、そしたらやってたんだよ!

見出したら、ついうっかり見ちゃったよ!寝不足!


この映画、要するにHit Girl最高!ってことに尽きるんだけどさ。

それはともかく、なんか、Hit Girlの女の子がだね、

美少女扱いだったりするのが(日本のメディアで)、腑に落ちない。

あれ、美少女じゃないだろ。かわいいけど。

どっちかいうたらブサかわいいのたぐいじゃないのか?かわいいけど!

ま、とにかくかわいい小さな女の子が「この、腐れお●●こ野郎」とかいいながら、

悪い大人のassをkick(って言うレベルじゃないけど)しまくるのを堪能する映画ですね。


で、うっかりニコラス・ケイジおじさんとかでてる。

何だろ、この人、大物なんだろうに、嬉々としてこういう役もやっちゃうところが好きだぜ。

安心のアドリブ感。ニコラスおじさんは瞳がつぶらでかわいいよね。


あとなんかRed Mistの役の男の子がアホ面。愛らしいアホ面。

なんか、アレを思い出させる、いいキャラですよ。

Mr.インクレディブルの悪役。なんだっけ?シンドロームだ、彼を思い出させる。


あれ、また主役の子に言及がないw

ん〜あえて言うなら、あんなイケメン、ギークとは認めねえ!でしょうか。

ていうか最初はぱっとしないのに、リアルが充実するとイケメンぽく見えちゃうあたり、

かっこいい悪いは、顔立ちの問題じゃなくて雰囲気の問題なんだよなあというのを実感する。

あと、リアルが充実しちゃうと、ヒーローとかめんどくせえとかなっちゃうところとか。よくわかる。


おもしろかったです。寝る前に見るのにうってつけな感じ(そうか?)でしたよ。



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