6月 21 2011

中島哲也day

うふふー。「乙嫁語り」の3巻買ったよ。パリヤたんは俺の嫁。

パリヤたん

しかし3巻は予想通りスミスさんのお話だった。

3巻は市場でのお食事シーンが一番のみどころです(え)。

なんかふらふらしてたら素敵なブログ記事発見してもうた。じゅる。

私はアミル&カルルク夫妻と、パリヤたんが好きだから

ちとさみしい…と思ってたけど、ちゃんと出てきたりしてて、

んで、んで、俺のパ、パ、パリヤたんに婿の、婿の候補が!!!

あふー。4巻もこれは買わないわけにはいかない!

…と、一人で興奮してる。伝わるだろうか、この萌心。いやきっと伝わるまい。(反語)


えー…長いですがここまでは、前置きですよ。


中島哲也監督特集ね、WO●OW(何故伏せ字)でやってたのですよ。

んなわけで、下妻物語」と「嫌われ松子の一生」と「「告白」をまとめ見。

「松子」だけは見たことあって、ん〜宮藤官九郎はほんとダメな作家似合うね。

ていうかあれだね、「魍魎の箱」でもダメな作家役だったよね。とか今回も思ったわけだけど、

さすがに中島さんは絵が基本プロモ絵なので3作まとめてみるとさすがに食傷する。飽きる。

まとめ見には向かないと思いつつ、それで結局3作の中だとやっぱりこれ、傑作。

下妻物語

たぶんあちこちでいわれてるだろうけど、これはもう、キャスティングの勝利。

中島監督は「ものすごく優秀なアレンジャー」って、WO●OWの「シネマNAVI」で

イケメン君(斉藤工くんというらしい←調べたw)が言っていましたが、

これは中島監督に対する、すごく正しい表現だと思う。深く納得。

「アレンジャー」として確固としたスタイルがあって、優秀。(なんか上から目線でスミマセン)

それを支える大きな要素は、独特の映像&編集なんだろうけど、

忘れてならない要素の一つにキャスティングの妙があって、

それは「松子」でも「告白」でも受け継がれてるけど、

ほんとに「下妻物語」の深田恭子ちゃんと土屋アンナちゃんはぴったりすぎて、笑えるレベル。

小池栄子ちゃんや矢沢心ちゃんや、あと阿部サダヲも雨上がりの宮迫も、ぴったり。


しかし、日本人のDNAにはヤンキー的なセンスって色濃く流れてるよねえ。

あれはもう、形こそ時代で変われど、ソウルとしては不滅だと思う。

だってね、ヤンキーテイストのものってヒットするじゃない。

浜崎あゆみ嬢もEXILEもヤンキーテイストを感じるし、水商売や鳶や土方のセンスもそう。

(ちなみに私もそういうセンス、嫌いじゃないですよ。

なんかもう田舎者としてはDNAレベルで共感しちゃう何かがある気がして。)

ヤンキーテイストとオタクテイストは日本の2大メジャーテイストだよなー。


話がそれた。ま、とにかく「下妻物語」だけ、原作未読って言うのも大きいとは思うのだけど、

(他2作はどちらも完成度の高い原作自体を既読だから、よけい「アレンジ」臭に敏感なのかも。

いや、どちらもアリではあるんですよ。表現として。)

なんだろうね、無理がないかんじで、するっと衝撃でした。面白かった。


「ちょー真面目なバロックのあとに花開いた、チョー軽薄な芸術スタイル、ロココ」

↑ある意味ものすごい言い得てて、思わずワロタ深キョンの台詞。

甘ったるく、お淫らで、安易。そこまで踏んでのロリータならあっぱれだよね。うん。

あー書いてて気づいたよ。ヤンキーソウルもある意味甘ったるくて、お淫らで、安易だよね。

刺繍つながりもあるしwそう考えるとロリータとヤンキーの組み合わせは無理がないよね。

そして、なんのスタイルであれ、突き詰めて一人で立つっていうのは大変ていうことだ。

下妻物語 スタンダード・エディション [DVD]


6月 14 2011

原美のカフェが好きすぎる

悶えるほど漫画喫茶に行きたい。

時間があれば金がなく、金があれば時間がないという

黄金のパターンをどうにかしてほしい。誰か。

時間があって、金があるのがいいy!


とか、くだを巻きつつも、今日は短く!

とはいえそれなりに隙を見つけてコソーリ逃避行できるのがフリーの良さですよ!

世田谷美術館と並ぶアクセスの悪さ(私的に)なんだけど、

その建物の素敵さ故に荒んでくるといきたくなる美術館の筆頭が原美術館

もう一回いうけど、建物が素敵です。

美術館は箱ものなんだから箱が素敵なのってポイント高いと思うのですよ。

あ、ちなみに小さいです。小さな美術館。


先日いったときは常設のコレクション?でしたが束芋ちゃん(なぜ『ちゃん』)と

アラーキーの展示は初めて見た気がする。よかったです。

そういやミュージアムショップに悪人の束芋ちゃんVer.のBookがありましたよ。

思わず購入。いまみたらamazonにもあったよ…。なんでもあるね…amazon。


美術館にいくと、本展よりカフェとショップに時間を割きがちな私ですが、

ここはねー、ほんとにねー、カフェが好きなの。

原美術館カフェ

超落ち着きます。

庭園美術館と根津美術館もロケーション的にはよさそうだけど、

これら、実はいったことないのですね。カフェはどうなんだろう。気になるところ。

惡人


5月 26 2011

ウルヴァリン:X-MEN ZEROをみたよ

これといって忙しいような忙しくないようなな日々ですが

更新さぼり気味なのはいかんですよね。

とはいえ、ここのところ、あまりネタになるようなものをみていないという。

「踊る大捜査線」の3作目は見たけど、別に書くことないしな・・。

そういや森美術館の「フレンチウィンドウ展」もいったけど、

あんまり印象に残るものがなかったしなー。とかそんなかんじ。


最近見たもので覚えてるのといえばこれか。

X-MEN

おとこくさいwwww

や、右端に女性がいますけどね。全体に何というかおとこくさいです。

というか、おっさんくさいwww


X-Menのシリーズといえば、Wikiにもあるように、

マイノリティの生き方や差別の問題に結構結びついていつつも、

要するにマイノリティの中での共存派と支配派の派閥争いだったりして、

そこが派手で面白いともいえるけど、ややこしいのですよ!

登場人物多いし。敵味方入れ替わったりするし。

ただ、このシリーズはいつも、モンスター扱いのミュータントたちの

抱える哀しみみたいのが、ちらほら見えるので、そういうの結構好きなんですけど。

好きでこんな風に生まれたんじゃないよ。

選んだわけじゃないのに、こうしか生きられない。

という意味での哀しみが感じられない人外ヒーローものは

イマイチ乗り切れないからなー。


その意味ではこれはX-Menシリーズの中では相当好きかもしれません。

もう、哀しみ満載。ウルヴァリン、哀しい。あと、話がわかりやすい。

全体に他のX-Menシリーズよりエモーショナルではあるけど、それもあって、

ウルヴァリンの立場から見ればいいようにつくってあるから。


あと、おっさん好きな人にはオススメ。

主人公のヒュー・ジャックマンはともあれ、その他にも

しゅっとしたおっさん、でかいおっさん、ちっさいおっさん、

うざいおっさん、おっかねえおっさんなどいろんなおっさんを楽しめます。


一瞬、若かりし頃のサイクロプスも出てきますが、

あの子の目ビーム、常に出っぱなしっていうのほんとに不便よねえ・・。

ウルヴァリン:X-MEN ZERO [Blu-ray]