3月 23 2010

なにものかへのレクイエム
森村泰昌展

きょうはさらりと。


おひるごはんをちょいと贅沢に翡翠宮@新宿のハイアットリージェンシーにて。

飲茶セット、2700円なり。

結構ちゃんと中国のお味。あたりまえだが。

なんていうの、日本の中華じゃなく、中国の中華の味に近いと言う意味ね。

新宿のヒルトンもだけど、ハイアットリージェンシーも地下のフロアの雰囲気が

暗くてイマイチだよなあといつも思うけど、お店は明るくていい感じでした。

中華料理はお茶飲み放題が嬉しいよね!(セコいw)

本日の印象だけでは、でも龍天門@恵比寿ウエスティンのほうがおいちい。



んで、そのあと恵比寿の写真美術館へ森村展を見に行きますた。



写真美術館ねえ。こじんまりしてて、あの箱自体は好きだけど。

ジャンルとしてはあれは写真じゃないよね。

まあ、写真だけどさ。主となる提出方法としては。

とか思いつつ移動。やはりビデオの作品もけっこうありました。


森村さんと言えばマリリン・モンローですか。

あれを始めとして女性に扮することが多かったイメージですが

今回は男性から見た20世紀がテーマらしい。


ビデオ作品なんぞ見ていると、なんかイッセー尾形とかぶったりして(え)

”演じる”ことで対象を再提出して、その違和感や共感やなんかを

改めてギャラリーに感じさせるっていう手法においてはもうこの二人は

同じジャンルでいいんじゃないかと乱暴に思いながら帰宅。

しばらくお姿拝見しませんでしたが、着々と活動してらっしゃるのが分かったので

よかったです。うん。(そんな感想かよ。)


あーあと、こっそり更新情報。

ブログのProfileに制作実績追加しました。

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ご面倒ですが、見たい方はメールかなんかでご連絡くだされば

パスワードお教えしますので。

お仕事のご依頼等(じゃなくても)で制作実績見たいという方、

お気軽に問い合わせて下さいませ!


1月 21 2010

森美術館:医学と芸術展

みてきました。

http://www.mori.art.museum/contents/medicine/index.html

身体って一番身近なくせして、

近代においてはどんどん意識と切り離される傾向がありますが

(意識だって脳というただの器官のたまものなのに)

おそらく現代を生きる一人間としての私は

ずっとそのことにある種の不安を覚えていて、

で、大学くらいの頃から異常に身体に対する表現に興味がある。

あと、SEXに関する表現。

隠されると不安じゃん。いろいろと。みたいなレベルで。

案外そう言う感覚はあるところにはあるようで、

芸術はそう言った主題に事欠かない。


「メメント・モリ〜死を思え」は人間の永遠のテーマだし。

で、そういうの見ているうちに単純に身体の美しさとか、

自分に潜む妙なフェティシズムに気づいたりとかするわけだけど、

そんな内的世界をたどっている私にはものすごくテンションのあがる展示でしたよ。

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