2月 1 2010

我が悲しき娼婦たちの思い出/
世界最速のインディアン

どうしよう、「陋巷に在り」(注;全13巻)に手だしちゃったYO!

続き物とかシリーズとかはヤバいからなるべく手を出さずにきたのに!

ちなみに、これまでに全部読んだ!といえるシリーズ。

・指輪物語

・ハリーポッター

・十二国記

・・・なんと軟弱なチョイス!w


book_ma.jpg

てなわけで、ガルシア・マルケス。

「百年の孤独」「ママ・グランデの葬儀」につづき3冊目に何故かこれをチョイス。

本て、装丁とか大事よね。綺麗な装丁だったので、これをチョイスする短絡的な私。

「コレラの時代の愛」読みたかったんだけどなかったからさ。


いやー、読みやすい!あくまでマルケスの基準だけど、読みやすかった。

一番最近の本だからかね?

百年の孤独のワケの分からん重厚さはないけれど。

ていうかマルケスって川端康成とか読んでるんだ・・・。

あいつは日本の誇る変態だよ・・(褒めてる)

そんでインスピレートされて出てきたものがこうなるあたり、南米は明るいよね・・。

前に読んだのがアゴタ・クリストフだったからか、明るさ2倍増しに感じるぜ。


つぎこそ「コレラの時代の愛」を!

陋巷が終わったら・・・。
続きを読む


1月 21 2010

森美術館:医学と芸術展

みてきました。

http://www.mori.art.museum/contents/medicine/index.html

身体って一番身近なくせして、

近代においてはどんどん意識と切り離される傾向がありますが

(意識だって脳というただの器官のたまものなのに)

おそらく現代を生きる一人間としての私は

ずっとそのことにある種の不安を覚えていて、

で、大学くらいの頃から異常に身体に対する表現に興味がある。

あと、SEXに関する表現。

隠されると不安じゃん。いろいろと。みたいなレベルで。

案外そう言う感覚はあるところにはあるようで、

芸術はそう言った主題に事欠かない。


「メメント・モリ〜死を思え」は人間の永遠のテーマだし。

で、そういうの見ているうちに単純に身体の美しさとか、

自分に潜む妙なフェティシズムに気づいたりとかするわけだけど、

そんな内的世界をたどっている私にはものすごくテンションのあがる展示でしたよ。

続きを読む


1月 18 2010

バカの壁(再読)/
アヒルと鴨のコインロッカー

ども。明日はあったかくなるという希望を胸に出勤です。

キーボードの。が強く押さないと.になるんだぜ。

全角設定なのに。力のままに押しすぎるのがいけないのか。


images.jpeg

再読。あまりにも読む本がないので(読む本がないと死んじゃうんだぜ)

本棚から引っ張りだす。

これはいい本だなあ。いろいろわかりやすい。そら売れるわ。


真実なんてなんにもなくて、自分だって揺らがないものじゃなくて、

世界はわからないことばかり。

そういうことを真正面から見つめるのは色々面倒だけれど、

「人間だったらこうでしょう」っていうのはたしかにあるとおもうんだよね。

そして海外に行くとそういうところで話すしか仕方ないというw

宗教も違うし、環境も違うし。

だけどそれって、本当はどこでもそうで、隣で働く誰かとも、

家に帰ったらいる誰かとも、そうやって話す以外に方法はない。


あとなんでも、やってみること。身体を動かすこと。

このあたりは肝に銘じて生きてかないとね。
続きを読む