「第9地区」と「ゴールデンスランバー」
あと17日で2010年が終わりとか、なんの冗談かと小一時間。
どーも。うっかりするとすぐ一月更新が空いてしまいます。
小学生の頃の一日の長さって凄まじかったというのに、何なんだ一体。
このように、最近口を開くと、この手の『いかに時が経つのが速いか』と言う話題に
終始しちゃうのはいろいろ末期症状だと思います。
なるべく意識しないように日々、唇を噛み締めてがんばってみてるんだけど!
てなわけで、これもずいぶん見てから日が経っちゃったので、
ややおぼろげな脳内から引きずりだして書いてみますよ。
んーとねえ、こんなに出てくる人々が誰も好きになれない映画は珍しいねw
王道の主役を好むことはない私でも、映画を見りゃ、脇役の中で一人や二人は
「おお、このひと好き。」と言うキャラがいるものだけど、これ、いない。すごい。
…あえていうなら子エビかな。あの子はちょっと好き。エビでも子供は可愛いのだ。
主人公がねえ、まあ悪い人じゃないんだけど、なんか表裏がありそうなタイプでちょっとヒクのね。
冒頭のお役所仕事の部分とか。あの微妙ないやらしさ、役者さんうまいと思う。
で、ほかの人間側もあんまりろくなの出て来ないし、
エビさん側の『クリストファー・ジョーンズ』(なんだよその名前w)くんが
まあ、知性的ではあるんだが、所詮エビっこだし的な部分もあるのね。
その他のエビくんたちはあまり仲良くなれそうもないし。
とにかく、みんなやな感じなのに、全体的には結構面白いという変な映画。
あと思ってたより汁っぽかった。グロす。いや、好きだけど。
首とんで、血がびしゃーみたいな。それをあえてのロングショットみたいな。
グロさや、キャラクターの描き方みてると、
わざと不快感を与えたいんだろうなと思ったけどどうなんだろうか。
もう全体的にこの世界クソみたいです。っていう感じなのに、
最後の最後はエビになっちゃった主人公がフィアンセのためにスラムのゴミくずで花をつくるっていう
なんだその、切なげなショットは!という終わりで、それもまたちょっと笑った(おい)
えー、全体としてはアリですw。B級ですけど!
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