10月 17 2013

映画耽溺(4)

いつまでつづくの、映画耽溺シリーズ。

もはやデザインブログでもなんでもなく映画ブログである…。

いや、最初からデザインブログじゃねえですけど…。


デザインぽいこと一瞬いっておくと、オペラシティのICCでやっている

ライゾマティクス inspired by Perfume展は大変おもしろかったですよ。興味深い。


さて、じゃ、今回も面白かった順でいくよー。新旧ごちゃ混ぜ。


●トランス



ええと、まずちょっと確認したいんだけどさ、

マカヴォイさんは世間的には好青年カテゴリなの?

私の中の近年の好青年カテゴリはベネさんとトムヒがぶっちぎりすぎるのもあるけど

マカヴォイさんは私的にはずっと不穏な男カテゴリなので

違和感のなさすぎる配役だったんだけど…。

マカヴォイさんはちょっとアブない不安定な雰囲気があると思うのよね。

それゆえに好青年の役が意外に映えるし、

ベネさんやトムヒは基本ノーブルな好青年な雰囲気があるから、

それゆえにちょっと不安定な役が映えるんだと思うっていうのが私見。

というわけでですね、この映画では、

好青年とヤバい人の境界を行き来していたマカヴォイさんですが、

私的に違和感なさすぎて(役柄がマッチしてるともいえる)、結果、

安定のフェロモン王、ヴァンサン・カッセル先輩にがっつり持って行かれました。

フランス男め…!離婚しちゃったけどこの人とモニカ・ベルッチのカップルとか

直に見たら呼吸が止まりそうだもんな。溢れ出るフェロモンで。


お話もよく出来ていて面白いです。

思ったより記憶がどうのっていう話じゃなかったけど。

(私脳科学好きなので…話はどちらかというと心理学よりだった。)

ロザリオ・ドーソンも良かった。

最後まで真意がわからない感じを上手くこなしてました。





●リトルミスサンシャイン



何故か今頃これを見る私…。

いや、これはキャラクターおよび役者のみなさまの勝利。

たいへん心がほっこりします。

ほっこりしますけど、ちゃんとがっつり毒があって素敵。

まあ、あれだね、最後ドン引きしまくるミスコンのステージで踊りまくる一家がもう…

人生はままならないけど、自分は自分を信じてやってくしかないよね…

そんでまあ、味方がいたらもうそれで上出来なんでないの…

っていうのを全く言葉にせず表現したアレで清々しい気持ちになりますよ。


某試写で最近成長したオリーヴちゃんを見ましたが

小デブちゃんの面影なく美少女に成長してましたよ。

あ、あとお兄ちゃんが素敵。……私の好みのわかりやすさよ!





●エリジウム



冷静に考えると坊主じゃないマット・デイモンみたことないな…。とか

悪役のおっさん(シャルート・コプリー)訛りすぎてて何いってんのかわかんねぇぇ!とか

三つ編み系男子(写真左)かわいいぃぃぃ!とか

いろいろありますが、監督のブレなさはよくわかった。

話は賛否両論あるでしょうが、やたらめったら埃っぽい画面とか

安っぽーい感じの汚いガジェット類とか、残酷なシーンをロングショットとか

そういうブレなさ。あ、監督は『第9地区』の人です。

悪役のおっさんは、『第9地区』の主役のヤーな感じの役人の人です。

あれとくらべると、ものすごく戦闘力が上がっています。

あ、あと微妙な後味の悪さね。それもブレないね。嫌いじゃないけど。

私的には『第9地区』のほうが面白いと思いますが、

基本的にご自分のフェティッシュなこだわりが

わかりやすくブレないタイプの監督なので応援していますよ!





●クロニクル



予備知識無しでいったら、アレだ、みてないけど

ブレアウィッチプロジェクト方式っての?あのパターンのカメラだった。自撮り系。

前半の「本当に高校生ってバカだな!」の微笑ましい感(?)と

後半のあれよあれよ感の乖離すげえ。

アンドリュー君のメンタルの豆腐っぷりすげえ。

思ってた感じとだいぶ違う映画だったよ!

キャリーみたいな。暴走する青春系だった。

アンドリューくん演じてるデハーンくん(実年齢26歳!)が

若き頃のディカプリオぽくて人気があるようですが、

私的には好みでないので今のところスルーである。





●ブーリン家の姉妹



もうな!ほんとにな!女は子供生む機械じゃねえぞ!てめえ!このやろう!

っていう気持ちが波のように終止うちよせる映画。

とはいえ、それは今の時代だから思うことなので、

当時を思えばしょうがないんですけど。

あと、ヘンリー8世は政治的には全く愚王ではなかったと思いますが、

まあ、女関係に焦点当てられちゃったこの映画ではヒドい。

ぶっちゃけた感想としてはただの性欲に振り回されるバカである。

女捨てるの早過ぎだろ!とかね…いろいろ。


あ、素晴らしかったのはね、衣装ね。

素晴らしい衣装をスカーレット・ヨハンソンとナタリー・ポートマンが着るっていうので

女の人は結構楽しめそうな気はする。

どうしても画像がでてこなかったんだけど、

終盤の王にアン(ナタリー)の命乞いをするときの

メアリー(スカーレット)のドレスがすごくかわいい。襟元の刺繍!


あと見どころとしては、ベネさん出てます。

ほんとにこの人ちょこちょこいろんなところに出てんな!

それから二人の弟の役で、

『アップサイドダウン』の主役やってたジム・スタージェス出てます。

実際かわいそうな人生だったぽいジョージ・ブーリン。

なまじかわいいだけに、すごく可哀想だった。男なのに。








9月 26 2013

映画耽溺(3)

おそらくそろそろ仕事がまた詰まってくるし、終わりの見えてきた映画月間総まとめ。

映画見過ぎで、なんか仕事してるときより目が疲れてんだけど…。まあいい。

ジェームズ・マカヴォイ充しようかなっと思ったら

むしろニコラス・ホルト充でもあったっていうラインナップです。

面白かった順ー。



●ウォームボディーズ



ロマンティック・ゾンビ・ラブコメです。

なんだそれ、てか、ロマンティックとラブコメの間にゾンビ必要?

って思いますけど、そこ超必要です!(強調)ゾンビ部分超大事。

かわいい!ニコラス・ゾンビ・ホルトかわいい!

死んでるくせに!いや死んでるからこそ!

人間襲って脳みそ食ってうっとりするくせに、

犬の人形とかスノードームとかいちいちこそこそ持ち帰ってんの。

んで、あげくジュリーに一目惚れしてんの。攫ってんの。

背を向けて服脱ぐジュリーの背中とかチラ見して「やべえぇ」とか思ってんの。

上手く喋れないから最初超カタコトなの。何それかわいい。

ま、プロットはロミジュリだし(ちゃんとバルコニーシーンもあるよ!)

え、その後ゾンビさんの食事(食欲)に関してはどうなってんの?

てかどこからどこまでがゾンビなの?とか色々あるけど、

なんかもう全部勢いで許せる。そういう映画。ラストもかわいいよ。

女子にオススメだよ!ゾンビだけど!






●つぐない



ゾンビやらミュータントやら吸血鬼やらの今回のラインナップの中では

異彩を放ちまくる人生ドラマ。てか戦争ドラマか?

意外と戦争部分が丹念に描かれていましたが、

基本的には憧憬と羨望と嫌悪と嫉妬が入り交じった少女の過ちと償いに関する映画。

ウォームボディーズと迷ったけど、こっちが一番でも良かった。

評判どおりの絵の美しさと役者の美しさ。いい映画。暗いけど。

キーラ・ナイトレイとナタリー・ポートマンをいつも間違える。

しゃくれている方がキーラ。でもこの映画のキーラ、綺麗。


ストーリーも実はこれそんな単純な話じゃない気がする。

そりゃ、あんまりな話だけど、嘘じゃなかったんだと思うんだよねえ。

偽証じゃなかったっていうかさ、人間の記憶っていうのは嘘をつくものだから

プライオニー(主人公)は悪意で意識的に嘘をついたのではないんだろうなと思うのだ。

本当にそう、見えたんじゃないかと思うんだよね。その時は。積み重ねで。

まあ嘘なんだけどさ…。でも、それをいうならそもそもローラの“暴行事件”

なんてもしやなかったんじゃないか(和姦つーかプレイ的な意味で)という気もするし、

(そういうニュアンスを感じさせるシーンもある)

なんだかうっかり結果的にすごい悲劇になってしまった話に見える。

そういう意味では無論、ベネさん演じるポールも、ローラも、

もしかしたらお兄さんやお母さんも口をつぐんで、

“ロビーが犯人”てことにしたという点で同罪だよね。


とか色々ぐるぐる考える一方で、この映画、

ニュアンスを描くのが超絶上手いなと思った。(だから色々考えるのかも)

ニュアンスだけはいつもたっぷり漂っているけど事実があまりはっきりしない。

うーん、だからおもしろいんだろうな。わざとだな、これ。

ロビーとセシリアの噴水のシーンやらなにやらはもちろん、

ポール(ロリコン変態ベネおいちい。)とローラの最初の会話のシーンとか、

何なのあのいちいち濃密なお互いに発情する感じは。触れ合ってもいないのに。

たしかに、ああいう発情…ていうか恋みたいなものって、

説明つかない雰囲気の中で唐突に脈絡なく、科学反応みたいにおこるものだけど

それを表現として共感できるように描くのって難しいよなあと思うの。

監督と演出と役者すごいと感じる瞬間。

あと、プライオニーの子供時代の透明感秀逸。シアーシャ・ローナン。





●ビザンチウム



ニコラス・ホルトくんに限らず、映画を集中してみる時期って

まあ、だいたい公開時期が近いものを見るっていうのもあって、

意識せずともブレイクしだした同じ役者を何度も見る

ということがありますが、こちらも、主演はつぐないのシアーシャ・ローナンちゃんだし

なんか見たことあるなと思ったらオン・ザ・ロードのサム・ライリーいるし

気づかなかったけどフランク(具合悪い)はX-MEN ファーストジェネレーションの

バンシーやってた子でした。この子の具合悪そうな感じ最高。ケイレブくん。


思ったよりも血と首が景気よく飛ぶ、正しい吸血鬼映画でした。

冷静に考えると相当景気よく罪のない人も死んでおりますし。

なんかあれかね?吸血鬼は200歳とちょっとっていうのはなんか符丁があるのかね?

ぼくのエリを思い出しますが。そういえばエリもそうだったけど、

エレノア(シアーシャ)も育ってちょっと中性的になりましたね。綺麗だけど。

かといってクララのほうはすごい女まるだし(おもにおっぱい)なので

吸血鬼=中性的という話ではなさそうですけど。


クララすごかった。おっぱいにばっかり目がいくけど大変よかったです。熟女パワー。

あとやっぱりフランク(ケイレブ)くんがよかったよ。

なんか顔立ちも綺麗なのか不細工なのかよくわかんないし、

常に具合は悪そうだし、なんか情緒もイマイチ安定してないし、最高である。

シアーシャよりなんぼか吸血鬼っぽい。

とおもったらまあ、ラストね…。うん。そうなるよね。






●X-MEN ファーストジェネレーション



マカヴォーイ&ファスベンダァー&ニコラス・ホルト。

噂には聞いていたけどマカヴォイさんとファスベンダーさんが

いちゃいちゃいちゃいちゃしてます。お前らいい加減にしろ。

あんだけいちゃこいといてあっさり最後に「僕は違う」って言って

ファスベンダーさんを捨てるマカヴォイさん。ひwどwいw。


そういやブログに書いていないけどファスベンダーさんは『SHAME』の

SEX依存症の役のイメージが私的に強すぎてですね。なんか正視できないぜっていう。

いや、話がそれるけど『SHAME』のファスベンダーさんすごいよ。

がんがんSEXしてるのにぜーんぜん楽しそうじゃないし、

しまいにゃ修行みたいな苦行みたいな表情になってるもんね。

エロいんだけどエロくなくてなぜか服着てるときの方が

概ねエロいっていう状態になってる変な映画でした。


話それた。X-MENシリーズはミュータントの話に見せかけて

マイノリティの苦悩の話だと思うんですが、

今回はそこらへんの特にぱっと見てわかる種類のマイノリティ

『ミュータント=他と違う』(ミスティークとかビーストとかね)ことを

どうやって受け入れるかって言う話がずっと裏テーマみたいにあってわかりやすいです。

で、その理屈で行くと、マグニートーもあながち間違いじゃないのよねえっていう…ね。






●ショーン・オブ・ザ・デッド



肉弾戦系ゾンビ。

イギリスのゾンビはバットやゴルフパターや傘で応戦できるっぽい。

ワールド・ウォー・Zと比べるとほのぼのしてるよなあ。遅いし。

だんだんゾンビを殴るのがうまくなっていくサイモン・ペグ。

スタートレックのときも思ったけど、この人の泣き顔(涙目)は本当にいいわ。

胸を打たれる泣き顔。今回は彼女にふられてやけ酒のところで披露。

よく映画にこういうダメなデブってでてくるけど、本当にいるのか?って思う

典型的にダメなデブ、ニック・フロスト。

楽しそうで何よりですっていう映画。コメディ…だと思う、パロディだしね。

あと一瞬、マーティン・フリーマンでてきます。

サイモンとマーティンはカテゴリおなじだよなあ

(マーティンの方がちょっと不穏でサイモンの方がちょっと軽妙)って思ってたんですけど

あってた。だいたいその認識あってた。っていう場面があります。

ビル・ナイおじさまはいつみてもかわゆすなあ。

この方、仕事をニコラス・ケイジ並に選ばないのでは?という気になってきた。

ゾンビになっても素敵ですよ☆






9月 16 2013

映画耽溺(2)

8月中頃までアホみたいに働いていたせいでカラッカラになった何かに

水を与えるごとく続く映画月間。

あいかわらず見るものは勘で決めます。



面白かった順に。

(しかし今年の夏のベストはなにげに

スタートレックだったような気がしてきた今日この頃)



●私を離さないで



そもそも私はこの原作の、カズオイシグロ氏の小説がとても好きで、

映画化されたのは知っていたけど見逃していたのをDVDで今頃見たっていう。

いや、よかった。期待してたよりよかった。

なにがいいって、小説のトーンイメージと映像のトーンイメージがあってる。

簡素で、儚くて(儚い‥はちょっと違う気もするけど)色あせて美しいっていう。

光がきれいなんだけど、全然華やかじゃないんだよね。。

これ、ストーリー自体はスーパーSF的なんだけど、

舞台がスーパーイギリスの田舎(近代)っていうそこがなんともいいと思います。

ストーリーもまあ、いろいろ問題を提起する話ではあるんだろうけど、

小説にせよ、映画にせよ、それを語るのはなんだか野暮な気がしてしまう。

見りゃわかる(感じる)よ、言いたいことはねっていうストーリーです。

トミーがすごくよかった。なんだか、不安定で、優しくて。体つきとか。

どこかで見たことあるね?って思ってたら「ソーシャルネットワーク」に出ていた子か!






●(500)日のサマー



私が最近よく拝見しているブログ様があるんですが

そこに、こちらの映画のものすごく面白いレビューがあって

もうそれ見てもらえたら、だいたいわかるっていうあれなんだけど。

ああいう(結末&トーンの)話だとは思っていなかったけど

ほんとマジでサマーはどうかと思うよね。

思うけど、ああ、そんなトーンの恋、あるある‥みたいな共感もちょっと否めない

下手に悪口言うとブーメランみたいに我に返ってくるタイプの女ですよ、あれ。

あと、ジョセフ君の意外なふつーっぽさや冴えないかわゆい感じにごまかされますが、

トムも大概だと思いますよ。まあでも‥あるよね、うん。ていう。こっちもか!

あとですね、Dr.スペンサーリードやら、エージェントコールソンやら、(以上役名)

クロエ・モリッツちゃんやら、なんか見たことある人が結構出てきて笑った。





●マジック・マイク



一部で異様に盛り上がる男性ストリップもの。

チャニング・テイタムくんに特に興味のない私ですが、

アダム役の子が可愛かったのでよかった。予想通りの堕ちっぷりとともに。

しかしアメリカンはあれか、挿入さえしなきゃ人前でなんでもありか!

と思わずおばはんのようなことを思ってしまうアクロバティックストリップ。

もちろんお客も参加。すげえ。やはりあいつらには勝てる気がしない。

お話はわりとまあスタンダードなんだけど、

え、そこで?そこで終わるの?的なところで終わったよ!






●戦火の馬



非常にスピルバーグらしい話。

わたしはちょっと異常に馬が好き(ていうか騎乗動物が好き)なので

どうしても馬がすばらしいって言うだけで

妙にテンションがあがっちゃうんだけど、

まあ、非常にスピルバーグの戦争映画らしい

(いい意味でも悪い意味でも)映画じゃないでしょうか。

風景とも相まって馬がすばらしいよ。

トップソーンとかマジすてき。(毛色は黒が好きです)

馬はほんとにすばらしい動物なんだよ、賢くて、優しくて、強く、弱い。

とか映画関係ない語りに入りそうなので自重。

あ、ベネさんでてた!見るまで知らなかったけど!

あとトムヒね。トムヒ。

この二人の完璧な横顔を部屋に置いて愛でたい。



●オンザロード

この映画の題材となっているビートジェネレーション自体が

私は世代的には外れてて、親なんかがガッツリその影響下にあったので

知ってはいるんだけどねっていう、やっぱりスタンスなので、

まあ、わかるけど、そんなに共感はできないっていうあれこれではある。

しかし、人生は旅であるっていうのが高校の時の先生の口癖で、

私もそれはその通りだと思うし、

そして映画(物語)っていうのは旅を描くものだと思うので

ロードムービーっていうだけで面白く見れてしまう面もあり。

役者さんがいいです。ヒロインのビッチがあれだ、

「トワイライト」の子なんだけど、すごくいい。

この子、こういうなんかこう、インディー系の映画の方がいいんじゃないかね?

あとカーロっていう詩人の男の子が出てくるんだけど、

この子が眼鏡外したときにあまりに美しくてびっくらこいたよ。

ゲイだけどね!

もう最近、素敵って思う男の子はリアルだろうがフィクションだろうが

60%くらいの確率でゲイだよ!なんだよ!もう!

もう驚かないもんね。

最近じゃ、ゲイですっていわれても眉一つ動かさないもんね。俺。



●アップサイドダウン 重力の恋人



映像きれい。主役の男の子可愛い。設定も面白い。

だけどな!いくらなんでももう少しいろいろちゃんと伝えてくれないと

いくらなんでも共感どころじゃなくいろんな?が飛び交ってそわそわするよ!

っていう映画でした。

物語は設定を考えついた時点で勝ちっていうことが往々にしてあるけど

あかん、だからこそちゃんと伝えないと

いくらラブストーリーでもそこから派生する生き物のドラマとして共感できへん!

っていう映画でした。おしい。